「風が残した香り」樹脂香とろうそくのギフトセット / 入江瑠美・白燕石
¥7,150
SOLD OUT
木の樹液が固まったものを燃やす、とても原始的でナチュラルなお香、樹脂香。
古くはエジプト、ファラオの時代から使われていました。
有名なフランキンセンスもそのひとつです。
そんな樹脂香を初めての方でも簡単に楽しめる、スターターセットとしても使えるギフトセットを作りました。
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先日開催されたオープニングライブ「はじまりの線」のために、和歌山の白燕石さんが樹脂香を調香してくれました。
ミルラ、ホワイトコーパル、フランキンセンスの樹脂香に、ホーリーバジル、ホワイトセージなどのハーブ、そしてトルコを旅した時に教えてもらった、現地のハーブをブレンド。
爽やかさと、植物の有機的な香ばしさが混ざり、どこか安心感のある、香りに仕上がっています。
このお香に、入江さんの作る再生のろうそく(寺社仏閣の廃蝋燭を再生してつくったもの)と、香皿、ピンセット、炭、マッチを入れているので、樹脂香が初めての方でも何の準備もなくはじめられるセットです。
ろうそくは芯に木を使用しているため、火をつけるとパチパチと音がします。
まるで自然の中に入って焚き火をしているかのような、ナチュラルなお香のセットです。
ろうそくの形はセットにより少しずつ違うので、どのような形が届くかはお楽しみ。
また、フランキンセンスとミルラは、キリストが生まれた時に、東方三賢者によって贈られたというクリスマスに関わるルーツも。
クリスマスの贈り物にもおすすめです。
樹脂香の焚き方
(1)ろうそくに火を灯します
(2)ピンセットを使用して、炭を炙ります
(3)炭の四隅の色が変わってきたら、炭にふーっと息を吹きかけ、黒い部分が真ん中に少し残るくらいにまで炭をいこします
(4)炭を香皿の上に置き、その上にひとつまみの香をぱらぱらっとふりかけます。
(5)煙とともに立ち昇る香をお楽しみください
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入江瑠美
灯と影の作家
お寺の廃蝋燭を再生して新たなろうそくを作る。
里山の暮らしの中で目に映る景色、草木や風のかおり、鳥や水の音。
土に触れ、空を見上げ、心象のうねりのようなものから生まれた作品はおおらかでどこかプリミティブな魅力を持つ。
ろうそくの明滅、灯りと影の即興演出とハンドパンのimprovisationとで空間をつくる「音と灯と」を開催。
白燕石 (小林千晴)
古物と樹脂香を扱う和歌山のお店「白燕石」
樹液が固まった樹脂は美しい鉱石のよう。そこに香りがあることに想いを馳せる。
燻らせた煙は癒しであり、祈りだとひっそり信じている。